2020年8月3日 事業用ヘリコプターライセンス取得 有本幸嗣さん 男性 (26歳)

Q.合格した今の気持ちはいかがですか

A.嬉しく思いますが、まだ実感がなくふわふわした気分です。今日の試験日はいつもの訓練の延長線上にあるような感覚で望めました。まだ明日も訓練があるような気すらします。

 

Q.何がきっかけでパイロットになろうと思いましたか

A.元々何かを操縦するのが好きで自動車や船舶の免許を持っていました。一度は全く関係のない職業についたものの操縦職に対する思いが再熱し、NFSの体験搭乗で「これだ!」となったのがきっかけです。

 

Q.実際にヘリコプターに乗ってみた楽しさは何だと思いますか

A.飛行機とは違い、常に地や街を俯瞰しながら進む感覚が非常に好きです。地図の上を歩くような気分で飛んでいました。

 

Q.訓練の思い出に残るエピソードをいくつか教えて下さい

A.

①アメリカで西海岸に沿って巡行した時の景色や、日本ではビル群が夕日を浴びて光る姿など、訓練中ふとした瞬間に見れる綺麗な風景が思い出に残っています。

②ナビゲーションの訓練に入ってから、最初は自分がどこを飛んでいるのかを不安になるような状態でしたが、回を追うにつれて地図を見れなくても分かるようになっていき、自分の脳内の白地図に色がついてくような感覚がとても気持ち良かったです。

③今日、事業用操縦士の試験を受けたのですが、梅雨明けの平日ということもあってか非常に多くの他機がいました。今まで飛んだ中で今日が一番忙しかったのでは?という気がします。少し疲れました。

 

Q.この学校を人に勧められますか(その理由を教えて下さい)

A.はい

①「はい」と丸をしていますが、個人的には人によると思います。NFSの訓練課程では「あれをやれ」「これをやれ」というものではなく、自主性の求められる内容になっていると思います。「自分は絶対操縦士になる。」という感覚をもっていないと長引いたり訓練に気持ちが追い付かなくなるかもしれません。逆にそこがしっかりしていれば折れることなく進めていけると思いますので、そういう方には勧めたいと思います。ヘリコプターは自分の人生と大きな額のお金をかけられるものか?しっかり自分に自問自答した上で入学することを勧めます。

 

②拠点が東京ヘリポートであるのもいい点であると思います。周辺は様々な空域が輻輳していますので、経験値としていいのではないのでしょうか。