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Q.合格した今の気持ちはいかがですか
A.本当に嬉しいです。アメリカに渡航してからちょうど2年なので、ようやくここまで来ることが出来たか、というのが正直な気持ちです。
ただ、今回の試験を通じて自分に足りないものがたくさん見えたので、今後も継続してしっかりと勉強しないといけないことを痛感し ました。
Q.何がきっかけでパイロットになろうと思いましたか
A.小さい頃にエリア88という漫画を読んでパイロットに憧れ続けていましたが、 ヘリコプターのパイロットになりたいと思ったのは、東日本大震災で大規模な災害になった時に帰宅難民となりひたすら歩いていたときに救助ヘリが活躍してるのを知り、 その様な非常時に自分にも何かが出来る力が欲しいと思った事がきっかけです。
Q.実際にヘリコプターに乗ってみた楽しさは何だと思いますか
A.元々は固定翼に興味があったのが正直なところで、アメリカに渡ってからもヘリに乗る自信が無く、固定翼に変えようかと迷った程ですが、 実際にヘリコプターに乗ってみて、空中に止まれることやバックや横進ができるなど自由に飛行できることがすごく楽しくて、ヘリコプターが好きになりました。視界も広くて最高です。
Q.訓練の思い出に残るエピソードをいくつか教えて下さい
A.①私がアメリカに行って初ソロに出たのが7/4(独立記念日)でしたが、そのタイミングでソロに出られたこと、また、その日の夜に一緒に訓練する仲間と夜景と花火を見ながらお酒を飲めたことです。
②国内訓練の最終段階において、自分の甘さを教官に見抜いていただき、あえてそれを是正するように対応していただいたことで、自分の甘さと対峙することができました。 自分もそれなりに社会経験をしてきましたが、そういったことをしていただく機会はそうそう得られるものではなく、当事者としてはきつかったですが、今となると感謝の念でいっぱいです。
③今にして思うと、仲間たちと過ごす毎日が本当に貴重なものであったと思います。志を同じくする年齢や経験の違う仲間たちが集っており、いろいろな話が聞けることや、 日々のフライトや試験のみならず航空に対する知識をつけるためにディスカッションした時間というのはそうそう得られるものではなく、本当に楽しい時間でした。
Q.この学校を人に勧められますか(その理由を教えて下さい)
A.①航空に精通した教官に教えを受けられるので、とても深い知識が得られると共に、多くの訓練生を育てていらっしゃるので、 自分に足りない事や今後のことについての道標のきっかけを示していただくことができ、且つ、その情報の中から自分で道を切り開いていくすべを身に着けていくことができます。
②パイロットを目指す道なので、自分自身と向き合うことや、訓練を受けていてきつい時も当然ありますが、たくさんの志を同じくする仲間がいますのでお互いに高め合うのと共に、 協力して道を切り開いていくことやお互いに助け合っていけることが魅力です。訓練中は気が付くことができませんでしたが、今にして思うと、本当に楽しかったです。
③空を飛ぶことはもちろん、アメリカへの留学など普通に日々の生活を送っているだけでは得られないような経験ができる環境はそうそうあるものではありません。 いろいろと非日常的な経験をできるのはこの学校の大きな魅力であり、その経験から得られることはとても大きな魅力です。日常では得られない経験をたくさんできるので、心からお勧めできます。